ロザリオは、カトリック教会の中で古くから愛されてきた祈りで、多くの聖人たちに愛され、教父たちによって奨励されてきた祈りです。 ロザリオの珠を繰るとき、イエス・キリストの生涯のおもな出来事が、「アヴェ・マリアの祈り」のことばを背景として、魂の目の前で繰り広げらます。これらの出来事は4つの神秘にまとめられており、これらの神秘が、いわばイエスのみ母の心を通して、わたしたちをイエスとの生ける交わりへとあずからせるのです。 ロザリオの祈りとは、イエスさまの生涯を黙想しながら、聖母マリアの取次ぎによって、私たちの救いと世界平和の恵みを求める祈りです。 この祈りには、「喜び(受肉)の神秘」「啓示(光)の神秘」「苦しみ(受難)の神秘」「栄え(復活)の神秘」という4つがあります。 伝統的に、「喜びの神秘」は月・土曜「啓示の神秘」は木曜「苦しみの神秘」は火・金曜「栄えの神秘」は水・日曜に唱える習慣があります。 祈り方 「一連」は、主の祈り1回、アヴェ・マリアの祈り10回、栄唱1回からなり、5連で「一環」となります。一連ごとに神秘(玄義)を黙想しながら、祈りを唱え、一つの祈り毎にロザリオの珠を繰ります。玄義には下記の4つがあり、曜日によって黙想する神秘が異なります。
その他の祈り
主の祈り 天におられるわたしたちの父よ、み名が聖とされますように。み国が来ますように。みこころが天に行われるとおり地にも行われますように。わたしたちの日ごとの糧を今日もお与えください。わたしたちの罪をおゆるしください。わたしたちも人をゆるします。わたしたちを誘惑におちいらせず、悪からお救いください。アーメン。 アヴェ・マリアの祈り アヴェ、マリア、恵みに満ちた方、主はあなたとともにおられます。あなたは女のうちで祝福され、ご胎内の御子イエスも祝福されています。神の母聖マリア、わたしたち罪びとのために、今も、死を迎える時も、お祈りください。アーメン。 栄唱 栄光は、父と、子と、聖霊に、初めのように、今も、いつも、世々に。アーメン。 東日本大震災被災者のための祈りⅡ 父である神よ、すべての人に限りないいつくしみを注いでくださるあなたに、希望と信頼をこめて祈ります。東日本大震災によって今もなお苦しい生活を送り、原発事故によって不安な日々を過ごす人々の心を照らし、希望を失うことがないよう支えてください。また、亡くなられた人々には、永遠の安らぎをお与えください。すべての人の苦しみを担われたキリストがいつもともにいてくださることを、わたしたちがあかしできますように。わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。 平和を願う祈り 神よ、わたしをあなたの平和の道具にしてください。憎しみのあるところに、愛をいさかいのあるところに、ゆるしを分裂のあるところに、一致を迷いのあるところに、信仰を誤りのあるところに、真理を絶望のあるところに、希望を悲しみのあるところに、喜びを闇のあるところに、光をもたらすことができますように。神よ、わたしに、 慰められるよりも、慰めることを、 理解されることよりも、理解することを、 愛されるよりも、愛することを望ませてください。 自分を捨てて初めて自分を見いだし、 ゆるしてこそゆるされ、 死ぬことによってのみ、永遠のいのちによみがえることを 深く悟らせてください。 真の知恵を求めて (ラインホルド・ニーバーの祈りより)シスタ縄田 訷子編 恵み豊かな神よ、わたしたちをお導きください。 わたしたちを照らし教育の使命に燃え立たせてください。何か大切かを悟らせ選ぶ知恵と勇気をお与えください。 変えなければならないものについてはそれを変える勇気を、変えることのできないものについてはそれを受け入れる冷静さを、変えることのできるものと変えることのできないものとを識別する知恵を与えてください。 恵み豊かな神よわたしたちをお導きください。 ____________________ THE LORD’S PRAYEROur Father, Who art in Heaven, hallowed be Thy name; Thy Kingdom come, Thy will be done on earth as it is in Heaven. Give us this day our daily bread; and forgive us our…
献金
カトリックの献金 カトリック教会は献金によって運営されており、所属する信者の皆さんに、収入に応じた献金をお願いしています。 献金は、イエス・キリストに感謝を表す自発的な行為です。 1. 献金の目的 例
アドベントカレンダー
アドベント(Advent)とは、イエス・キリストの誕生を待ち望む期間のことで、「到来」を意味するラテン語のAdventusからきており、日本語では「待降節」「降臨節」ともいいます。 そして、待望のイエス・キリストの誕生日(=クリスマス)までをカウントするためのカレンダーが「アドベント・カレンダー」で、カード状のものは「アドベント・カード」とも言います。 アドベントの期間の数え方は、一般的には12月25日に最も近い日曜日から数えて4週間前の日曜日から始まります。アドベントカレンダーも本来はそれに合致するものですが、多くのものが12月1日から24日の期間になっています。 アドベントカレンダーの特長は、いろいろと楽しい仕掛けがあることです。日付のところが開けられるようになっていて、その中にチョコレートやキャンディー、組み立て玩具ブロック、おもちゃ、コスメなどが入っていたり、聖書に出てくる御言葉(みことば)が書いてあったりします。 こうしたサプライズを仕込んだ既製品のほか、自分で中身を入れられるタイプもあり、手作りする方もいらっしゃいます。 毎日1つずつ窓を開け、全部開き終わるとクリスマスがやってくる……実にユニークな仕掛けです。24日のところに、プレゼントの置き場所を書いたメッセージを入れてもいいでしょう。ひとつひとつの中身も嬉しいけれど、毎日それを開ける行為が楽しいから、アドベントカレンダーをもうひとつのクリスマスプレゼントにする方も多いそうです
釜ヶ崎
参照1. 「釜ヶ崎ボランティア体験」 募集 2. 「旅路の里」へのご協力 3. 「お米一握り」へのご協力
馬小屋
設定